コラム「復・建|日刊紙 日刊建設タイムズ

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2020/02/12

開幕まで200日切った五輪

▼早いもので、東京オリンピック・パラリンピックの開幕まで1月6日に200日を切った。準備も最終段階に突入し、今後はすでに整いつつあるハード面以上に、「おもてなし」に通じるソフト面での追い込みに拍車がかかることだろう。まだまだ先と思われた五輪もいよいよ間近に迫った
▼計8競技が開催される千葉県内でも着々と準備が進み、7月初旬に行われる聖火リレーのコースも先ごろ決まった。1日目の7月2日には木更津・海ほたるでの出発式を皮切りに、君津→富津→南房総→いすみ→一宮→匝瑳→山武、2日目の3日には銚子→旭→香取→芝山→成田→習志野→千葉、さらに3日目の4日には浦安→船橋→鎌ケ谷→柏→我孫子→柏→松戸と、3日にわたり県内自治体のコースを巡る
▼県内のホストタウンも続々と決まり、昨年12月27日現在で県と19市町に上り、19の国・地域と交流が行われる(共生社会ホストタウン2市を含む)。また、時差や気候に慣れるために行う事前キャンプは、1月17日時点で県と14市町が予定されている
▼前回1964年の東京五輪は高度経済成長期のただなかで開催され、ハード面のレガシー(遺産)を多く残したが、今回はより成熟した日本での開催となり、国際理解や共生社会の実現などソフト面でも大きな変化をもたらしたい
▼県内で8競技が開催されることについて、本県出身のスポーツジャーナリスト、増田明美さんは「会場に足を運んで、千葉らしい明るさで応援を楽しんでほしい」と、選手のパフォーマンスを生で感じることを勧めている。実際に見て身近で感じることで人々に運動習慣が定着すればいいと、その場の感動にとどまらない五輪の可能性に期待をかける
▼さらに障害者スポーツやユニバーサルスポーツ、ゆるスポーツなどが定着することで、スポーツの裾野が広がり、街のバリアフリー化が進展することにも期待を寄せる。五輪後の景気低迷などの不安要素を振り払う好影響が開催後にまで及ぶことを、ぜひとも願いたい。

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