2020/01/30
(18)選手団公式服装など発表
(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会などは23日、東京2020大会でテクニカルオフィシャル(審判・技術役員)が着用するユニフォームと、日本代表選手団の公式服装を発表した。テクニカルオフィシャルユニフォームはフォーマルウェアとカジュアルウェアの2種類で、『暑さ対策・持続可能性・多様性』をテーマに開発。また、選手団公式服装は開会式用と式典用があり、『ニッポンを纏う』のコンセプトの下、『東京2020大会の価値の発信』『歴史と伝統の継承』『国民との一体感』が表現されている。
テクニカルオフィシャルユニフォームのフォーマルウェアは、ジェンダーニュートラルの観点から、スラックススタイルに統一するとともに、ユニセックスデザインのジャケットを採用。さらに、ネクタイ・スカーフの自由選択制など、さまざまな国籍・年齢・着用シーンに対応できるデザインとなっている。
同カジュアルウェアは、フィールドキャスト(大会スタッフ)のユニフォームと同じデザインの色違いとすることで親和性を重視。天候や気温に合わせて調整できるよう、着脱しやすいものとした。
選手団公式服装の開会式用は『開催国、日本代表選手団の爽やかな輝き』をテーマに作製。白のジャケットには、日本古来の伝統柄で縁起が良いとされる工字繋ぎが陰影でプリントされているほか、優れたストレッチ性と通気性を併せ持った素材を使用している。
同式典用は『力強く爽やかなフォーマリティ』をテーマに、光沢のある紺色のジャケットに白のパンツを合わせたスタイル。ネクタイとスカーフには、縁起が良いとされる七宝柄をはじめ、うろこ柄、縞柄など日本の伝統柄が採用されている。
(C) Tokyo 2020
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