オリパラ通信

  1. ホーム
  2. オリパラ通信

2020/04/22

(31)工事調整など先送り/第12回輸送連絡調整会議

 (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京都は20日、第12回東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会輸送連絡調整会議を開催し、競技大会延期に伴う輸送関連の取り組みの変更についての基本的な考え方や、関係者との調整の上で1年先送りして実施する工事調整等の取り組みなどについて報告した。なお、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から書面により行われた。
 輸送関連の取り組みについては競技大会の新たな日程に合わせて変更。大会時の交通マネジメントの考え方は変更せず、競技大会に向けた準備を推進するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響などを注視しつつ必要に応じて修正を行う。
 1年の先送りを予定している取り組みは▽感染症拡散対策として有効な取り組みを除く、各企業・都庁・政府機関などによるTDM(交通需要抑制・分散・平準化)▽高速道路の入口閉鎖、本線料金所での流入調整などTSM(道路状況に応じた交通需給関係の高度な運用管理)▽首都高速道路における料金施策▽東京都ほかによる工事などの調整▽鉄道の追加運行▽会場周辺の交通対策――など。
 さらに、スムーズビズを特に推進する期間のイベントなどについては関係者と調整の上、状況を見ながら時期を変更する。
 2019年12月に策定した輸送運営計画V2については今後、競技会場・日程の調整状況を踏まえ、必要な見直しを行う。

(C) Tokyo 2020

  • 一覧に戻る
  • 会員様ログイン

    お知らせ一覧へ