2019/12/04
（８）交通円滑化へＴＤＭ推進
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、国土交通省、東京都などは、東京２０２０オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の交通量抑制、分散、平準化に向け、『２０２０ＴＤＭ推進プロジェクト』に取り組む。
大会期間中、選手や大会関係者などの道路利用により、首都高速道路の１日あたりの交通量が約７万台増加する見込みで、首都高速道路における渋滞の悪化に加え、都心に向かう一般道の渋滞発生が想定される。
そこで、プロジェクトにより交通需要マネジメント（ＴＤＭ）を進め、円滑な大会輸送の実現と経済活動維持の両立を目指す。
目標の達成に向けては、物流事業者の取り組みだけでなく、発側と着側の荷主の理解が不可欠として、協力を要請している。交通量抑制、分散化、平準化のための取り組み例などについてはプロジェクトＨＰ（https://2020tdm.tokyo/）を参照。
プロジェクトにおける具体的な目標は次の通り。
【ＴＤＭ実施期間】
20年７月20日～８月10日、同月25日～９月６日
【一般交通】
▽都心部（重点取り組み地区）＝大会前交通量30％減▽東京圏の広域（圏央道の内側）＝同10％減
【首都高速道路交通】
ＴＤＭと料金施策により交通量を最大30％減
（C） Tokyo 2020
