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2019/11/19

(6)暑さ対策で遮熱性舗装

 (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京2020大会における暑さ対策の検討の全体方針として「大会運営全般で漏れがないように、きめ細かい対策を講じる」を掲げている。施設整備については、遮熱性舗装や街路樹の計画的な剪定などを実施する考え。
 今夏のテストイベントでの取り組みを生かし、国、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際競技連盟(IF)、国内競技連盟(NF)と連携して対象者・場面ごとの対策を行う。
 対策の項目は、施設設備、飲料供給、予防運営、救護運営、情報提供・注意喚起。
 このうち、施設整備については▽選手・競技役員向け=アスリートラウンジ、選手用休憩所、遮熱性舗装▽観客向け=日よけスペース・冷風機、体調不良者休憩所、街路樹の計画的な剪定、日射遮蔽テント・プレハブ、手荷物検査場(PSA)前テント拡充▽ボランティアを含む大会スタッフ向け=ダイニングエリア、休憩所▽メディア向け=ベニューメディアセンター(取材拠点)、ブロードキャストコンパウンド(放送用大型中継車などのスペース)、中継車日よけ――を整備・拡充する。
 また、日射遮蔽設備の配置に関して、さらなる検討が必要としている。


(C) Tokyo 2020

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