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2017/09/14

事業者:千葉県千葉市

千葉青果が荷捌き場を/JFEエンジで来月着工/千葉市地方卸売市場 事業用地貸付/敷地有効活用で機能強

 千葉市は13日、同市地方卸売市場の事業用地貸付事業予定者を千葉青果(大久保健次社長、千葉市美浜区高浜2-2-1)に決定したと発表した。期間30年間の事業用定期借地権を設定して市が用地を貸し付け、千葉青果が荷捌き場2棟を建設する。施設の着工は来月を予定しており、設計・施工はJFEエンジニアリングが担当する。総事業費は約15億円を見込む。
 貸付の対象となる土地は、市場全体面積約19万350㎡のうち、旧花き市場用地(現在はグラウンドとして使用)1万771・04㎡(美浜区高浜2-42の一部、準工業地域)。市は同土地の有効効活用による市場機能の強化を目指して、場内事業者から事業提案を募集。1者が応募した。
 提案によると、生鮮食料品の荷捌きや保管に加え、加工・梱包に対応できる低温化施設の流通センター2棟(A・B棟)を整備し、ぜい弱とされている物流・加工機能を強化する。
 A棟は低温管理のもと顧客のニーズに沿った加工やパッケージなどに対応できる施設として仲卸事業者等に貸し出し、取扱高の拡大を図る。施設規模は、低床荷捌き場(温度約5度C)平屋建て、建築面積3080㎡、延べ2640㎡。
 一方、B棟は低温管理のもと効率的な荷捌きを行い迅速な流通を図る施設で、同センターの運営実績が豊富な食品卸売事業者を誘致し、関東圏を中心に新規顧客の獲得や供給圏の広域化により取扱高の拡大を図る。施設規模は、高床荷捌き場(温度約5度C、一部常温)平屋建て、建築面積3053㎡、延べ2640㎡。
 来年7月にB棟、同10月にA棟の完成及び稼働開始を予定。取扱高(青果)は数量にして年間2万t、金額にして年間40億円を見込んでいる。
 千葉市場は、1961年7月に国の認可を受け、現在の千葉ポートスクエア(中央区問屋町)あたりに、全国18番目の中央卸売市場として開場した。その後、人口の増加や取扱量の増加等により施設が手狭になったため、79年10月に現在の場所(美浜区高浜)に移転。14年4月に、国の第9次卸売市場法整備基本方針を踏まえ、中央卸売市場から地方卸売市場へ転換した。
 地方卸売市場への転換を機に策定した「経営展望」を踏まえて、ハード・ソフトの両面で市場の活性化に取り組んでいる。今回の敷地の有効活用も、その基本方針の一つとして位置づけられており、市場間の競争が激しさを増す中で、市場の活性化に必要な機能の強化と、場内事業者の経営改善を図る。
 同市場の事業者数(今年4月1日現在)は、卸会社3社、仲卸会社52社、関連事業者45社。取扱高(16年度)は青果約11万5000t、約245億円。水産約1万4000t、約138億円。主な設備として青果棟、水産棟、冷蔵庫、定温庫、SF級冷蔵庫、関連商品売場などを備えている。

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